しまねの教員になってよかったことの一つは、地元であるため、環境の変化が大きい1年目でも土地や人に親しみがあり、安心して日々の仕事に取り組めることです。また、私の勤務する学校は小規模であるため、一人ひとりの子どもにしっかり目を向けられ、細やかに変化や成長に気づける点も大きな魅力です。赴任したばかりの頃は、不慣れなこともありましたが、生徒たちは素直で温かく、少しずつ心を開いてくれるようになりました。救急処置の際や何気ない会話で日々の出来事を話してくれる瞬間には、特に嬉しさを感じます。また、保健室に来ていた生徒が元気に過ごしている姿を見ると、少しでも力になれたのだと感じ、養護教諭としてのやりがいを実感します。生徒のちょっとした変化に気づいて関わり、心を開いてくれる瞬間に立ち会えることが、養護教諭の魅力の一つだと感じています。

保健室は、いつでも誰でも利用でき、困ったときに安心してSOSを出せる場所でありたいと考えています。そのために、日常のちょっとした会話を大切にしながら、生徒との信頼関係を築くよう努めています。保健室に来たときだけでなく、自分から積極的に生徒に関わることで、生徒の普段の様子や小さな変化に気づくよう意識しています。生徒が「ここなら安心できる」「この先生になら話をしてもいいかも」「いるだけで安心する」と思える養護教諭を目指しています。そのために、正しい知識と判断力を身につけ、より良い対応ができるよう日々学び続けています。
参考書を活用しながら計画的に学習を進め、自分に合った方法を模索しました。過去問等を繰り返し解き、基礎の定着を図るとともに、論述対策では自分の養護教諭像や大切にしたい軸を明確にすることを意識しました。また、大学の先生に添削していただいたり、仲間と意見を交換したりしながら考えを深めました。2次試験では、「どのような声掛けや授業をしてもらいたいかな」と子どもの視点に立つことを大切に、実践的な練習を重ねました。