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採用情報

大学4年時の卒業研究で、読み書きに困難さを抱える児童を対象とした学習支援ソフトの開発を行いました。今までできなかったことができるようになる子どもたちや、子どもと一緒になって喜ぶ保護者の姿を見て、教育という分野に興味を持ち始めました。その時はすでに内定をもらっていたので、そのまま企業に就職したのですが、会社員時代にいろんなメディアにふれたり、講演を聞く機会があるたび、内容が教育系のことになると、なぜか燃えてくる自分に気づいて(笑)。やっぱり子どもと関わっていきたいなという想いで教員を目指しました。今は、常に目標に向かってがんばる生徒を見たり、私自身も努力して一緒に夢を叶えられたりしたときなど、何ものにも代えがたい熱い気持ちを感じられています。

工業の面白さは、自分が思ったものをカタチにしたり、実際のモノづくりが見られたりするところにあります。プログラムどおりに動作させたり、光らせたり、やはり実際に目に見えると生徒の目つきや表情は違います。3年生になると、日常生活での疑問や課題に対して、電気の分野で解決するという課題研究を行うのですが、それは教員である私にとっても興味深く取り組める楽しみのひとつです。様々な目標を設定して努力し、成長できてこそ学校生活は充実します。途中、間違ったとしても達成する喜びを味わうことが大事です。自分は教員としてそれをサポートできる存在でいたいですし、将来社会へ出ていく生徒たちの糧になると信じて様々な声かけを積極的に行っています。

私のモットーは「傾聴姿勢を持つ」ことですが、それは一度企業に入り、会社員として働いた経験も影響していると思います。企業では課題に取り組む際、周囲と対話しながら解決を導きだすというプロセスがあります。その点では、民間企業を経験している人は、学校での学びとは違った視点で学校という場所に刺激を与えることができ、やり方に変化をつけられる存在になれると思います。教員となった今は、それまでの経験もふまえ、さらに相手の話に耳を傾けるように。生徒たちの会話や発言を拾い、そこから話を広げたり悩みの元を探ったりして関係性を構築しています。あと、生徒が卒業して何年か後に活躍している話を聞けることも教員の魅力の一つです。これは本当に大きな喜びで、これからそれが増えていくことは楽しみですね。

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